2010年3月17日水曜日

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン22回目?)

 22回目やってました。3月6日と7日だったかな?うろ覚えです。


 ドーム状の壁が建設されて隔離状態のブリッジストップの内部を調査するシナリオでした。
 TRPGではよくあることかもですが、調査っていうか強行偵察って感じでした。


 以前、コヨーテ親衛隊の隊員だった40歳代の女性ドーティーからの依頼でした。
 ブリッジストップは今はもうブルートイェーゲル団の支配から解放され、ブリッジストップ管理局という組織が管理しているのですが、ドーティーさんはそこの警備主任を任されているそうです。
 彼女はブリッジストップの元住人としては最も最後までブリッジストップ内で生き残り、多くの逃げ遅れた人々をブリッジストップ外へ逃がした人物でもあったそうです。

 「ブリッジストップの中はいったいどうなっているのか?」

 それは管理局内でも実はまだよくわかっていないとのことでした。
 トロールやジバリングマウザーやその他謎のモンスターがコヨーテ城の辺りから大量に湧き出しているらしいことはわかっていて、処置に困ったブルートイェーゲル団自身が巨大な壁を建設してトロールやジバリングマウザーがブリッジストップから溢れることをなんとか止めようとしていたほどだったようです。
 
 ドーティーさんの話ではここ1ヶ月ほどで異変が起きているということです。
 壁の内側からどしんどしんと強い衝撃が加えられることが多くなってきているのだそうです。
 何が起きているのでしょうか?


 依頼料の交渉は難航しました。調査は命懸けです。しかも以前の冒険でPC達マッドナイツはこの謎のモンスター湧き出し地点に決定的な効果をもたらすかもしれない二十数本の魔法の封印釘を持っていました。効果がどのようなものかはまだ未確認ですが、この釘こそが状況を決定的に好転させると思われたのです。
 ですが、管理局側も効果が未確認の物には予算を割けないとのことでした。
 それよりも低価格でドーム内部の調査を行って欲しいというのが本音だったのでした。

 結局はドーティーは折れました。彼女は以前はコヨーテを盲信し、親衛隊員としてマッドナイツの面々を監視していたのでした。その頃はコヨーテは英雄であって、マッドナイツはどこの馬の骨ともしれないごろんぼうと思っていたでしょう。
 ですが、あの日それは劇的に変化しました。あのコヨーテ城から巨大なトロールが躍り出て来た変事の時に!
 最初はマッドナイツがコヨーテに汚名を着せようと行ったのではないかというのが市民の大多数の意見でした。
 ですが、親衛隊を中心に地下シェルターに逃げ込み、状況を把握してみると、コヨーテが馬車で逃げるところを目撃した者が居たり、マッドナイツが勇敢にも大勢のトロルと戦っているのを見た者が名乗り出たことで次第に彼らはコヨーテとコヨーテがそれまで城の地下で行ってきたことこそがこの事態を産んだのではないかと考えるようになったそうでした。
 ドーティーは今度はマッドナイツを信用してみようと思っていたのです。
 警備部として支払える限界の報酬としてマッドナイツに3万GPを成功報酬として支払うことにしました。


 トロールだらけの市街戦……。初めからマッドナイツの面々はとても厳しいミッションになるだろうと覚悟していたかもしれません。

 ドームの扉をくぐると、そこらじゅうにトロールがいました。
 ナッパ、ベジータ、ネオギ…etc


 
 私はブリッジストップ内の移動マップを用意しました。
 そのマップの1マスを移動する度に隠密判定を行ってもらい、一人でも失敗すると遭遇が発生するというルールでした。隠密判定の難易度は20。遮蔽物が少なく、そこらじゅうをトロルが俳諧していることを考えたら充分リアリティはあったと思いましたが、もうちょっと遭遇確率が低くてもよかったかもしれないと思いました。


 結局城へ着くまでに8遭遇ぐらい戦闘遭遇をやりました。
 シナリオ開始時点では残り2000点でレベルアップという状態だったので確実にこの日の終了時点でレベルアップするだろうと思っていました。

 6日は城へ着く直前で時間切れ終了しました。

 
 到達レベルは17でした。

2010年3月4日木曜日

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン21回目?)

 21回目やってました。2月28日だったかな?


 キャンペーンタイトルのドライブンシュを含む7つのアイテムがついに揃ったのでフォルクスメーアヒェンシュロスに行くことに。
 でも行き当たりばったりに設定しながらやっている世界設定なのでグレイホークまで遠い遠い。片道3ヶ月という設定でした。


 まあ時間も無いので道中はプレイせずにとりあえずグレイホーク近辺へ到着。

 実は今回のシナリオはD&D3.5版用シナリオ『ダンジョン突撃隊』を改変して遊びました。このシナリオをずっと前に一度遊んでからとても気に入ったので再び遊ぶチャンスを待っていたのでした。

 ということでシナリオのネタバレになるので内容は飛ばしますが、ダンジョンに入る前から面白いことがいろいろあって理不尽な出来事がいっぱい起きて抱腹絶倒なシナリオでした(^^)


 その後、時間も余ったので3時間ぐらいで終わるシナリオということで最近、別の場所でやったシナリオを遊んでみました。

 
 浜辺を通りかかるPC。
 岩場の向こうから争い合うような音が聞こえてきます。
 「なんだろう?」と近づいてみると、20歳ぐらいの人間の女性がゴブリン達に虐められているじゃないですか!? 大変だ!

 勿論助けに入るマッドナイツの面々。結構パチ切れ気味。


 このシナリオは元々は1レベル用に作ったシナリオだったのですが、敵をそのまま数値だけレベルアップして遊んでみました。


 でも意外と雑魚が強い。
 パチ切れたジニーさんのソーラーラス(これが8マスの範囲攻撃か!?)でかなり一網打尽になりましたが、それでもダメージが馬鹿にならない。この辺でそのまま数値だけアップにちょっと危機感を覚えました(汗)


 なんとか敵を全滅させて女性に話を聞くと、近くにあるバラザーマウンテンという場所に行く途中だということでした。彼女(マリンさん)を護衛してバラザーマウンテンに寄り道してあげるマッドナイツの人達。優しい。

 道無き道をバラザーマウンテン(小さい丘)目指して進んでいくと獣道のような小さな人型生物の足で踏み固められた道のようなものに行き当たりました。これはもしかして……?
 するとゴブリンが茂みの中で待ち伏せしていました。
 ここでも軽く戦闘しました。雑魚中心の戦闘でした。このシナリオは全体に雑魚中心です。そして2マス置きに配置。別の場所でやったときは初心者ウィザードさんがいたけれど大変そうでした。
 

 その後奥へ進むとゴブリンの集落がありました。
 なんでもパイン・エターナル・ロングタイム・エクセレントさんという強いゴブリンがそこのリーダーさんのようでした。何故か4本の昆虫の足のようなものが通常のゴブリンの足に加えて生えていました。

 数値が高いだけで特に変わったパワーとかが無い敵だったので戦闘は特筆するべきこともなくPCさん達大勝利で終了しました。

 その後、マリンさんの目的が1対の脚を生やすことだったり、正体が人魚だったりと急展開。ちょっとこのへんはシナリオ運びが雑になっちゃったかもです。

 マリンさんを説得してシナリオ終了。
 
 レベルアップには2000点足りませんでした。

2010年2月25日木曜日

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン20回目?)

 20回目は2月20日でした。


 前回のビボラさんの報酬にフォルクスメーアヒェンシュロスの鍵となる7つのアイテムの最後の一つが入っていました。
 ということで7つ揃ったのでヴェクセルさんがマッドナイツに直接対決を挑んできました。


 ビボラさんちの近くが大規模に見張られていたんですね。

 適当な丘状地形での決戦になりました。
 「正々堂々対決する」とかヴェクセルは言ったのですが、プレイヤーさんは誰も信じてくれませんでした。勿論、伏兵が居たのですが(><)

 ヴェクセルさんは中二力を強化した特殊クラスな超種族な人でした。具体的にはファイターのクラス特徴とヒーリングワードとレンジャーの獲物とローグの急所攻撃を併せ持ったキャラでした。PHB1の全クラス15レベルにしようとか最初思ったのですが、防御値がアホみたいなことになりそうだったのでやめました。基本的には敏捷で命中させて敏捷でダメージを稼ぐローグさんでした。

 お供はクラウドさんというパラディン15レベルと、雑魚親衛隊15レベル雑魚×8、雑魚2レベル×45でした。

 2レベル雑魚がうっとおしく身を挺して挟撃しつつヴェクセルが獲物+急所攻撃で8d6ぐらいのダメージをコンスタントに当てる予定でしたが、やっぱりジニーさんの8マスの爆発範囲攻撃で大半が即死しました。
 残った仲間でなんとか挟撃しつつ戦闘を継続したのですが、シルファさん等の朦朧などの状態異常での制御力で行動が邪魔されて後手後手になりました。ヴェクセルも朦朧の攻撃があったのですが、朦朧は先に当てないと自分の番が無いです。後手に回っている間にクラウドさんが死んだり、雑魚がほとんど居なくなったりで、序盤の大ダメージのわりにあっさりPCさん勝利!

 たまたまクリティカルして90ダメージがシルファさんに当たった時はちょっとやりすぎたと思ったのですが、PCさんの底力を見たような遭遇でした。「お前の番なんか無くしてやるんだもんね」みたいな。「ずっと俺のターン」みたいな。

 
 この日はまだ時間があったので(戦闘遭遇を1回やっただけだし)もう一本シナリオをすることに。

 
 次のシナリオはしばらく出てきていなかったNPCルイが持ってきたコネクションからの依頼。
 対アンデッド討伐部隊からの協力要請でした。
 なんでもお尋ね者のヴァンパイアロードが、「とある少女を頂く」という予告をしてきたので撃退するという任務だった。

 少女の名はヴァイオレット。20歳、人間、女性でした。
 ヴァンパイアロードの名はルシファー・フォン・アルカード。まあヴァンパイアっぽい名前ですな。


 ヴァイオレットの家を見張っていた敵の部下をPCさんが思い切って追跡、捕まえるでもなくずーーーと隠れて追跡されていきなり本拠地にたどり着かれました。初日の夜にはヴァイオレットの家に突入する予定ではあったのですが、スピード展開です。

 アルカードの悪い振る舞いにみんなパチ切れて戦闘に。

 横から見たマップという変わったマップで戦闘してみたのですが、練り込みが甘くて敵が何も出来ないままばたばたやられていきました。

 「ケヴィーーーーン!」
 「セシルーーーー!」

 結局、ルシファーとか仰々しい名前だったのですが、ボス一人になってしまい、霧になって支配の凝視が再チャージ出来るのを待っていたのですが、結局最後まで再チャージ出来ないままやられました。情けない(笑)


 シナリオ終了後16レベルにレベルアップしました。

 もう20回目なんですねえ。11月ぐらいから始めたんだけどすごいペースでやってます。月4回ぐらいやってるのかな? もっとかな?

 30レベルまでこのままやってみる予定ですが、本当に30レベル行くかも?

 でもモンスターマニュアルに雑魚モンスターのデーターが少ないので適当に作成しながらやっていく予定です。

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン19回目?)

 19回目は2月19日にやっていたのかな? うろ覚え。

 
 前回終了後、どんなシナリオがしたいかぶっちゃけトークでプレイヤーさんに聞いて、そのアンケート結果を繁栄してのシナリオでした。
 悪い無口な女NPCから悪の誘いを受けるというシナリオを作ったつもりでした。


 誘ってきたのはビボラさんという貴族の女性(人間、20歳)でした。あんまり悪そうな人にも思えなかったかもだけど、高飛車でなおかつおしとやかなテンションの低い女性を演じてみました。そうなっていたかな?

 依頼の内容は異次元の森へ行ってユニコーンの角をとってくるというものでした。
 ユニコーンと言えば乙女しか乗せないとかなんぞいこんぞい逸話があるモンスターですが、色々情報収集後、異次元に突入! 

 この日は18時終了という時間制限があったのでちょっと慌て気味だったかも。
 というのも、異次元の森に入ってからは例によってランダムイベントタイムだったのですが、移動マップで自分が今どこにいるかわからないという迷いの森的な状態を表現してみました。

 各エリアに特色が無くてそれがつまらなかったのかなと思ったりしました。迷うというのは面白そうなのでまた機会があったらやってみようかと思います。


 うろ覚えなので途中をはしょると、森の中の広場に着くと目的のユニコーンがいっぱいいました。とりあえず3匹ぐらい。プレイヤーさん達はユニコーンと戦闘する気だったみたいですがユニコーンは角がすぐ伸びるので痒くてたまらないようで、木に突進しては角を抜いていたのでした。なんだかいっぱい角ゲットです。 

 途中、アンブッシュバインのひこばえとかダイアベアとかパンサーとかタイガーとかと戦闘しました。とにかくベアの出席率が高くて時間がとてもかかりました。そんなに確率高く無かったんだけどなあ。


 この日はここで終了しました。
 レベルアップありませんでした。

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン18回目?)

 18回目やりました。
 2月11日にやったんだったかな?

 ついにこのシナリオのラスボス「ワードナーさん」との決戦をやりました。
 謎の多かったワードナーさんは実はリッチでした。

 クリシュナさんがドゥルシラ(40歳半ばぐらいの謎のとらわれの女性NPC)に変装しての遭遇突入でした。
 実はこのドゥルシラさんはワードナーさんの幼なじみだったんですね~。それで二人は将来を約束しあっていたんですねえ。でもワードナーさんは力を求めるあまり8ヶ月ぐらい前にリッチになっちゃったんですね。ああなんて悲しい物語でしょう。

 それはさておき、旧版D&Dで何度も自分のキャラクターがなりたかったけれどなれなかったリッチさんとの決戦です。4版のルールだとリッチさんの操作は簡単です。逆に言えば出来ることが少なくてちょっと悲しい感じです。しかも今回はモンスターマニュアルに載っている一番低レベルのリッチさんでした。
 お供のモンスターとしてバトルガーディアンとシールドガーディアンとバトルワイトとカンビオン部隊も出てきました。

 シールドガーディアンは超うっとしい能力を持っていたんだけど、マッドナイツの渾身の集中攻撃を受けてわりとあっさりと倒されました。
 かわりにバトルガーディアンが粘りました。
 カンビオンとバトルワイトは反目しあっているという設定だったのですが、PCさん達の勢いが凄いのでしのごの言っている余裕が全くなくて完全に協力しあうしかありませんでした。それでもリッチさんのパワーとの相性があまりよくなくてかなりボロボロになりました。

 PCさんに何人か犠牲者が出るかもと思いましたが、最後は防御値の高いバトルガーディアンを無視してリッチに集中攻撃で犠牲者無く勝利しました。


 さて、問題はここからでした。リッチさんは基本的にHPが0になっても死にません。もう死んでいるから。なのでリッチさんをリッチさんたらしめている呪詛の根元を見つけだしてそれを破壊しなければなりません。

 プレイヤーさん達の機転でドゥルシラさんから情報収集をして思い出の場所「湖の見える丘」を引き出していたのですが、それはダミー情報でした。なんかこう私のダメな所です。ダミー情報とか要らないのに。今思えばせっかくなので湖の見える丘にあったほうが綺麗でした。シナリオを作成しているときは再会を誓った場所とは言えその後人間を捨ててまでなった自分の命のようなアイテムをそんなところには隠さないかなあとか思ったのでした。小賢しい!(><)

 トーチポートの大灯台でそのアイテムは無事発見されてワードナーは昇天しました。

 うーん。2日にまたがったシナリオでしたが、終わりがすっきりしなかったんじゃないかとか反省点の多いシナリオでした。

 ここで14レベルにレベルアップしました。


 時間があったので、以前全滅したベルクカッツの北のラビリンスにリベンジすることになりました。

 前回、ダークネスエリアばかりでとにかく敵が見えなくて命中がすっごいマイナスされて大変だったので暗闇対策がいっぱいされていました。でもマジックアイテム的にはプラス修正が低くなっていたり追加効果が弱かったりで前回より劣化した感じでした。

 敵の能力はプレイヤーさん達もうろ覚えだったとは思いますが、ほとんど分かっている感じでした。

 
 私はこういう敵がどんな奴かわかっている戦闘を事前に準備してやるのは好きです。そのかわり敵が少し強めとかだとなお燃えてきます。


 敵はウィザードのモーリス、アンバーハルク、ビホルダーガウス、バンシー×2、バトルワイト×3、バトルワイトの指揮官という構成。アンバーハルクとバンシーが超固いです。

 暗闇を利用したり、ウィザードの区画魔法で嫌がらせしたりで序盤から中盤は敵が圧倒する感じになりました。
 クリシュナさんが動けない状態のセーブが大変そうでした。

 この戦闘も犠牲者が出るかと思ったのですが、中盤の区切りをプレイヤーさん達が切り抜けて、中盤以降PC側が押せ押せムードになっていました。

 でもバンシーの生命力吸収でシルファさんとクリシュナさんの回復力がゼロになってしまったり、で最後の方はかなり死闘じみていました。

 今回はモーリスは最後まで生き残りました。なんとか生きていたって感じでしたが。


 戦闘終了後、律儀に宝物庫に保管してあった前回全滅して奪われていた全てのアイテムが回収出来ました。

2010年2月10日水曜日

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン17回目?)

 17回目やってました。2月6日の土曜日でした。

 今回のシナリオは「トーチポート事変2」半年ほど前に前にD&D4版をやっていたキャンペーン用に用意していたシナリオをちょっと作り直してプレイしてみました。ついでに古いシナリオを幾つか見たけれど、前のパーティーよくこんなのクリアしたなあというような戦闘設定が山盛りだった。まあその時よりも今回はレベルも高いし、このままで大丈夫でしょう。
 それよりもこのシナリオ、私があまりやらないタイプのシナリオです。時系列に沿って起こる予定のイベントが設定してあって、その他マップ上の位置やキャラクターや時間などが関係したフラグが起動すると割り込みイベントが起きたり起きなかったりするようなシナリオです。どうなんだろう。こういうシナリオなんて言うんだろう箱庭型ってことにしとこう。私はめんどくさいのでこういうのあんまりやらない。やってないつもりなのに推理ものシナリオをやると情報を出しすぎてよくこういう状況になる。
 情報は少ない方がいい。それと出さなきゃならない情報は絶対出す。情報をコントロールしてないとダメ。それなのに私は結構よくそうなる。
 さてさて今回はどうなりますやら。結構不安だけど、挑戦させてもらいます!


 ブルートイェーゲル団の団長「ヴェクセル」が領主となってしまった街”トーチポート”で事件が起きたということでブルルランジュの街から急いでトーチポートへ帰ってきたマッドナイツ。

 ブルルランジュまで聞こえてきた噂話をまとめてみると……

 ハーフリングのローグ「アラン・ポンド」(男装の女NPC)が波止場でナンパしまくっている。
 伝染病が流行っている。
 人気の無い場所で「お前はドゥルシラか?」と聞いてくるマント姿の謎の人物。

 ……など。

 ひさしぶりのトーチポートで、街がどうなっているのかみんな不安そうでした。案外たいした変化は無かったかな? 結構激変してたかな? 

 ついてすぐにPC一行が向かったのは波止場。やっぱりアランのことが一番気になるよね。で、いきなり噂通りに「ドゥルシラか?」って聞いてくるマント姿の人に出会っちゃった。ジニーさんが追いかけるも角を曲がったらもう居なくなってた。これはいったい???
 その後もうろついているとアランらしき物陰から太股をチラチラ見せて誘ってくる女性に出逢ったり、蜘蛛に乗ったドラウに襲われたり。
 ドラウはめっちゃ強い予定だったんだけど、マッドナイツも強かったです! いきなりドラウの毒がジニーさんに効いちゃったんだけど、その後の決断が早かった。撤退しながら微妙に敵を殲滅してました。波止場の戦闘マップの際で防御陣形をとって「なんならもう何ラウンドか粘るよ?」の構えをされてしまったので仕方なくドラウ部隊は退却しました。ちなみにこのドラウ部隊の名前は隊長が……覚えてない。他のドラウはサターン(女)とプルート(男)でした。

 その後ビーフシチュー屋で大休憩をした次の日、ビーフシチュー屋のあるじ「シェフ:サンダース」からの情報があり、とりあえずってことでペイロア神殿に向かいました。なんでも昨夜にペイロア神殿がドラウの集団に襲われたらしいのでした。昨日の奴らでしょうか?

 果たしてペイロア神殿に着いてみると蜘蛛の巣だらけになってました。しかも9mぐらいの高さに水平にはられた蜘蛛の巣には大勢の人々がぐるぐる巻になって捕まってます。そのうちの一人は意識もあって助けを求めていました。

 パチ切れるPC達。でもそんなことお構いなしに睥睨し、「ここは我の場所としよう……フフフ。このまま帰るなら命だけは助けてやろう。」とか言いやがんの。どう?どうよ?悪っぽい?
 パチ切れたジニーさん(今回ジニーさん大活躍)はフレームストライクで巣を焼き尽くす! 部下の蜘蛛デスジャンプスパイダーが何匹が巣からポトリ落ち。
 戦っても良かったんだけど、なんだかPCさん(主にジニーさん)の勢いに押されて敵部隊退却しました。ちなみにここに居たのはドライダーのアラクネー率いる蜘蛛部隊。と黒旗団!(バトルワイト)ここを拠点としようと占領したのに僅か数時間で追い払われてしまった。超ショック。

 その後、市長「ウィーバー・ポラック」に面会しました。市長からもいろんな話が聞けましたが、新しい話は何があったでしょうか?

市長からの情報
 黒装束が誘拐していたという情報。
 街の北側地区が伝染病エリアとして領主命令で隔離状態にされている。
 商業地区でも伝染病の発病例が希少だが報告があった。
 商業地区にも蜘蛛にのったドラウが居ることがあるので注意。
 町はずれの渓谷地帯を大商人「ダンクロード・ヴィショップ」が美術館建設のために買い占めて立ち入り禁止地域にした。 「市長的に怪しいと思う」 
 
そんな話だった。
 あと、この時市長から「街の北側地域(貧民街)の伝染病の状況を視察して生きて帰ってくる」という依頼を受けた。



 市長との面会が長引いたのでこの日は一旦ビーフシチュー屋で大休憩。明日からまた調査に向かうことに。

 貧民街に乗り込むマッドナイツ。
 入り口は現住に監視されている。ブルートイェーゲル団の兵卒もかなり訓練をつんでいるようだ。
 それでも貧民街から逃げ出す者には厳しい検閲も入る者には隙があった。もしかしたら何かの目論みがあって入れてくれたのかもだけど。
 
 貧民街は予想以上にえらいことになっていた。伝染病が流行っているのはまあ予想通りだっただろう。だが、旧市役所では謎の掘削工事が行われていた。
 最近何処かを調べるたびに掘削工事によく出逢うPC達は超あやしむ。まあそういうことですわ。
 とりあえず伝染病の患者一人を隔離して情報を封鎖してリムーブアフリクションの儀式で治療してみる。結果は成功。この伝染病はリムーブアフリクションで治るらしいことがわかった。てことは……?

 貧民街は意外と警備が厳重だったのでそのへんで帰還しました。
 市長に報告に行きました。


 市長は約束通り1000gpの報酬を支払ってくれた。
 旧市役所の掘削工事の話を聞いて市長はあることを思い出す。5ヶ月ぐらい前のことだが、領主が旧市街の再開発を実行するとか言い出したというのだ。その時は市民議会は新領主に反感を持っていたのでそんな急な話通るわけもなく、交渉は決裂していた。が、その後いろんな事件が頻発し、旧市街での伝染病発症ということで領主と領主軍に処置が委ねられていたのだった。

市長ウィーバー・ポラック談
 「もしかしたら、これが狙いだったのかもしれない。
  人の目を遠ざけ、旧市街の真ん中で大規模な土木工事を行う。
  いったい大勢の人の命を犠牲にしてまで
  彼は何をやろうとしておるんじゃ?」

 「そっちは後回しでも構わない!
  どうやらあの伝染病というのは大規模な魔法儀式の影響かもしれん!
  その儀式を阻止するために儀式会場となりそうな場所を虱潰しに探すのじゃ!」

 ということで今度は一人4000gpで街外れの渓谷地帯を調査しに行くことになりました。

 渓谷は美術館を作るために厳重に警護されている場所だそうでした。
 行ってみるとオーガが一匹と人間のクズが大勢で待ちかまえていました。

 トロルはもうすでに何度も戦った相手だったせいか、充分対策をしてからの戦闘だったのでなんとかクリシュナさんとシルファさんとで倒すことに成功しました。
 人間のクズが塹壕に籠もって射撃してきていたのですが、ジニーさんがその中心に突っ込んで、いきなり爆発8の範囲攻撃を炸裂! 雑魚はほとんど一網打尽でした。

 街での情報収集の結果や、ランダムイベントで、その後も2連続戦闘遭遇し、都合3つの戦闘遭遇を小休憩すら無しにやることになりました。

 もうほとんど何と戦ったのかうろ覚えです。

 ドライダー×2とドライダーの魔術師のグループ、その後ブレードスパイダーに騎乗したドラウの戦士×2とドラウの魔術師、ブラッドウェブスパイダーの大群、デスジャンプスパイダーのグループだったかな?

 うーん脳細胞が……。


 その後、峡谷近くの洞窟で大休憩をして、峡谷の更に奥を探検しに行きました。

 すると物語的ご都合主義により偶然、妙な事件に遭遇しました。
 NPCのアラン・ポンド(男装している女性ハーフリング)と人間の初登場女性NPC(40歳半ばぐらい)とモンスター軍団がなにやらもめていたのでした。

 アランの首には銀色の首輪がはめられていてどうやらそれで命を握られているようでした。でもアランはその40歳ぐらいの女性NPCを逃がすために峡谷を脱出しようとしているようでした。アランは酷い目にあってばかりです。

 なんだかんだと言い合いになりましたが、アラクネー様がどうしたこうしたとかは無視してとりあえず戦うことに。 

 アラクネーと偽名を使っているメデューサの女性(なんか変な表現)とメデューサの男性(ヤン・ウォーカー、こいつがこの部隊のボス、シナリオのラスボスではない、ちょっとややこしい)とグリムロックとガーゴイルとかでした。この日のボスってことで敵がめっちゃ多かったです。アランがPCに加勢していても多かったかも。しかも可能性としては3連戦から大休憩なしに来た可能性もありました。

 でも、ぐちゃぐちゃの混戦をなんとかマッドナイツは勝利!


 この日は予定通りここで時間切れで一旦終了しました。

 レベルアップありませんでした。

2010年2月2日火曜日

うろ覚えTRPG記録(D&D4版・ドライブンシュキャンペーン16回目?)

 16回目やってました。1月31日(日曜日)でした。(まだ覚えてる大丈夫)


 異世界で悪い拳法道場をやっつけて帰ってきたばかりのPC達のところにとある商人さんの丁稚の男の子が依頼に来ました。話によるとお金をいっぱい儲けたので民族に貢献したいとのことでした。貢献するために失われた王様のお墓を調査するんだそうです。でも王様のお墓はいままであちこちで探されてきたのですが見つかっていないそうでした。ということで危険すぎて入れない猛吹雪の砂漠に調査に行ってくださいとの依頼でした。

 とりあえず直接会って話を聞こうと言うことになり、ブルルランジュというちょっと離れたところにある町へ移動しました。本当の依頼主の商人さんはそこに住んでいるんですね。ジュリアス・クルーエルさんというのがその商人さんの名前でした。
 必要な装備とかはジュリアスさんが用意してくれると言うことで、とりあえず様子を見に行ってみることになりました。

 さてさて、その猛吹雪の砂漠なんですが、実は元は暑くて乾いた砂漠だったんですね。でも100年前後前から冷気と冷気を帯びた強風と強風で吹き付けてくるつぶてのような塵が荒れ狂い続ける危険な場所となってしまっているのでした。まあその辺はどうでもいいことかもですが。普通の人は入ったらすぐ死んじゃうような危険な場所って事です。
 PCのジニーさんのエンデュアエレメンツの儀式で冷気はとりあえず気にしなくてよくなったのですが、それでも強風とつぶてが荒れ狂っています。ランダムに発生する悪天候や元素生命体エレメンタルと戦いながら奥地を目指していきました。(結構単調だったかな?)
 
 今回は風と冷気系のエレメンタルをいっぱい出そうと思っていたのですが、丁度良いレベルと属性となると意外と種類は有りませんでした。ちょっと悲しい。種類があまりいなかったので雑魚が一番レベルが高くなってしまって防御値的に雑魚の方が高いという微妙な事に……。うーむ。


 それはさておき、この移動マップを移動するたびランダムイベントが起きるというのは結構受けが良いように思いました。(今のメンバーだけかもだけどね!)そのせいか3回に1回ぐらいこのパターンに頼ってしまう。お手軽。でもランダムイベントの種類を増やすとモンスターデーターをいっぱい用意してないとだめなので準備は結構大変。しかもわりとプレイ中発生しないこともあったり。

 今回はランダム表を非公開にしてやってみました。しかも3種類のイベントしか用意していませんでした。
 「来た!手抜き!?」 
 一応、3種類のイベントのうち一つはさらにその後ランダムで戦闘遭遇に派生するのですが。


 出目に助けられて、全く同じ遭遇が連続することは無かったもののまたしても戦闘遭遇ばかりが連続する単調な展開になっちゃったかも? やっている最中はみんな退屈してるんじゃないかなーと心配していました。戦闘遭遇以外のイベントは回復力がめちゃんこ減るイベントばっかりだったのですが。

 確率20分の2は低かったような高かったような。とにかくお墓を発見する出目はなかなか出ませんでした。ちなみに出目がめちゃくちゃ偏っていた感じでした。


 猛吹雪の中、上空にそびえ立つ巨大な石柱を発見したPC一行。その石柱の根本付近半径200mぐらいは吹雪の無い保護された謎の結界空間のようなものが存在していた。
 生き物の内蔵のような粘膜質なその結界をくぐるとそこには巨石で作られたピラミッドがあった。
 ピラミッドや石柱には現在の善なる神と近しい原始的な善神信仰が伺える紋様が刻まれていた。が、その一部は謎の生物の血液のようなもので汚され、悪しき神”オルクス”の紋様が描かれていた! 調べるとその血液は数ヶ月以内に塗りつけられたもののようだった。

「先客がいるようだな……。」

 用心しながらも速やかにピラミッド内に進入するPC達。ピラミッドの入り口は地下への階段だった。その横幅が意外と狭い階段をひたすら降りるPC達。曲がったり登ったりを繰り返し階段は延々と続いていた。永遠に続くかと思われた階段もついに終わるときが来た。何かの物音が聞こえてきた。石を摺り合わせるような音だった。

 音はともかく何者かの進入の痕跡が残る部屋に着いた。部屋には北と東に通路がのびていた。
 PC達は北を選択した。そして北の通路の先には……


 北の部屋には釣り天井の罠がありました。TRPGでファンタジーもののダンジョンものをやっていて意外とありそうで無いトラップの一つ釣り天井。「また釣り天井?」とか言われるのが嫌でGMさん的にはあんまり設定したくないのかも?
 内緒の作動条件でぞりぞり釣り天井が降りてきました。釣り天井を解除して部屋から出る仕掛けはあっというまにプレイヤーさん達は気がついちゃった。さすがって感じ。
 床にタイルがはめ込めそうなくぼみが6つあいていました。3つタイルが既にはめこんであったのでした。「またどこかで使い回せるかも」とか思うので具体的なことは書かないけれどなんせ6つのタイルを特定の順番にはめ込むと解除できるしかけ。でもタイルが3つしかない。部屋には4体の巨人の石像がありました。プレイヤーさんみんなすぐ気がついて石像を調べ始めました。石像が残りのタイルを握ってたんですね。でもタイルを取ると石像が動き出して襲って来るという展開に。まあ4体居たけど強さはさほどでもないのでなんとかなるかな? ん? タイルは3つなのになんで石像は4体? あれ? このへんはちょっと失敗。ちゃんと石像が一個づつタイルを握ってたら良かったなあ。
 あと、タイルを用意したのだけど、マークを自分で描きました。今回は意味が伝わったようだったけれど、何処かに使いやすいマークとかあったら良かったのになあ。伝わりにくいぐらいが丁度良いかもですが。


 その後、マミーとかマミーロード(たぶん埋葬されていた王様)とかと戦ったり、その王様が持っていた魔法のメイス(支配の王灼?)とかをゲット。なんかゲットだぜーー!
 
 そんでもっていよいよこのお墓でたまたまちょっと楽しい儀式をやっていたドラウの人と遭遇。
 ちょっと前にメデューサの男(男!?)と出逢ったですが、今回は女性のメデューサ2人がドラウの助っ人でした。メデューサっていっぱい居るんだね。

 銃眼から射撃してくるメデューサとそれを守るドラウ(おっきい蜘蛛に騎乗、データー的にはダイアウルフ相当)とデスジャンプスパイダー3体というような戦闘でした。

 デスジャンプスパイダーは4レベルということもあって13レベルのPCにはなかなか攻撃が当たらない。でも意外とすぐ死んだりはしない。そしてドラウやダイアウルフの挟撃のお手伝い。攻撃力が弱いからといって無視すると挟撃のお手伝い。かと言ってすぐ倒せるというほどでもないというジレンマ。でもマッドナイツの異名を持つPC達は迷わずもくもくとデスジャンプスパイダーを集中攻撃。防御値が低く攻撃が外れにくいから効率的なのでした。さすがだなあ。

 ドラウ+ダイアウルフ(乗騎)という組み合わせでドラウは挟撃してなくても他にあと1体味方がいると戦術的優位を確保出来る。そして戦術的優位があるといろいろお得というコンビネーションでした。以前シャドウかなんかがダイアウルフに騎乗して出したこともありました。他にあと1体の味方というのが以外と大変で今回はその辺が難しかった。なんせプレイヤーさんの決断力が高かった。デスジャンプスパイダーが全滅したら次はダイアウルフが2回ぐらいの攻撃でお亡くなりになっていました。
 
 メデューサは銃眼の向こうから覗いてくるというのがずるいって感じでした。後から考えたら、銃眼の向こうはPCからは見えないわけでだとしたら石化の凝視の効果ないんじゃないかとか思いました。
 それはさておき石化の凝視は標準アクションを使ってしまうのでメデューサ側も何をするか悩ましい感じでした。やはり石化の凝視対策にPCが目をつぶるという選択をするかどうか悩ませるというのがミソなのかなと思いました。
 メデューサは射撃能力がそれなりに高いので今後も頻繁に出てくるかもとか思ったり。うふふ。


 今回はとりあえずここで時間切れ。この先は地獄の一丁目ならぬ奈落の第一階層です。世界の中心で愛を叫ぶのかそれとも奈落のはじっこで断末魔の悲鳴をあげるのかあげさせるのか。次回のお楽しみ。

 PCのレベル13レベル。あと1000点ぐらいで14レベル。