ドライブンシュキャンペーンも早くも5回目。
セッション終了後数日忙しくてメモをとってなかったので今回は本当にうろ覚え。
GMをやったのは私でした。
今後、導入に困ったら使ってみようかと思って作った導入用の質問シートを使ってみました。
みんな空気を読んでか選択をずらしてくれたので、それにあわせてオープニングシーン的なシーンをやってみました。ちょっとギクシャクなっちゃったかもだけど、わりと楽しんで貰えたのかなと感じました。
今回の冒険の舞台は謎の島。私だけかもだけど、島とか無人島とかってなんか燃えませんか? サバイバルみたいなシナリオ結構好きです。今回は食料を集めたり住居を確保したりはしなかったけれど、機会があったら現代物とかでそういうのやってみたいです。2年に1回ぐらいはやってるような気がするけど。
話は戻って、島に上陸したPC達をいきなりサハギン族の人達が手荒い歓迎。なんとか生き残ったPC達は沖合から見えた緑の光に誘われるまま別の海岸へ。そこには謎の緑の光が! そしてまたしてもサハギン! (4版の表記はサファグン! 意外とみんなバファリン!とは呼ばないのね!) 緑の光に近づこうとするサファグンはばったばったと気絶する。それを見たPC達はなんとなくその緑の光の効力に気がついたみたい。んでもって緑の光と「赤い文字で書かれた本」をゲット。重要アイテムの「赤い文字で書かれた本」だったけど、このあと忘れ去られる。これはサファグンとの交渉でとても有利に使えた可能性がある交換アイテムでした。
PC一行はそのままどんどん東に移動。そこには森と森の奥にとても高い塔が見つかる。
だが塔へ近づく者を妨げる謎の騎士が! ダイアウルフにまたがったレイスでした。ダイアウルフが乗り手に与える能力でレイスを強化してゴリゴリ攻めてくる悪魔のコンボ。でも意外と機能せず、死に神っぽい服装に釜を携えたレイスのカッコイイビジュアルもなんだかイマイチに思われちゃったかも。なんか丁度良いフィギュアがあったからやったんだけど。残念。
その後西に移動しつつもどんどん海岸から離れていくPC。島内でのランダム遭遇をスルリスルリと完璧にかわしつつ淡々と奥へ。
すごく単調に感じられるのではと危惧していたわりに意外とみんな緊張感を持って楽しそうだった。こういうのアリなのかな? 各シーンの描写をしっかりしたのが良かったのかな? このシーンをやってて思いついたのはテキスト選択型のアドベンチャーゲームみたいな演出で今度何か探偵もの風のをやってみようかなってこと。クトゥルフかなんかそのへんでやってみようかな? シナリオは10分ぐらいで出来そうな気がするけど、いつやれるかなあ。まあ気長に考えてみます。
またしても話は戻って、PCはウロウロしつつマップ的には西端まで横断しちゃった。ほぼマップの真ん中を移動した感じ。南北に行ってないところ多数。
ここでぐっと南下を開始。私が遠くから聞こえてくる宴会の音の演出をしたのがきっかけになっちゃったのかな? どこかではっておきたかった伏線だったんだけど、如何せんその時点で島に上陸してもう2日目だった。キャンペーンを通しての敵ブルートイェーゲル団の外交使節団がサファグンを配下に引き入れるために交渉に来ていたのでした。
南へ移動中、私もさすがに覚悟を決めました。以前はPCに死者が出るとどう処理して良いか困ったこともあったけど、まあ別にどうにかなるもんだし、今回のプレイヤーさんはみんな耐久力あるから。逆に耐久力有りすぎてもう一人ぐらいアタフタするプレイヤーさんが居た方が盛り上がりそうな気がするんだけどどうでしょ? 気が合うかどうかって結構難しいこともあるから、しばらくは今のメンツでやってみたいかなぁ?
そうそう南へみんなが移動しちゃったんでした。そこはサファグンの集落のまっただ中。しかもブルートイェーゲル団がサファグンを屈服させられるだけの軍勢を連れてきています。しかも内緒の勢力も潜んでいたりしました。つまり4つ巴! 1:PC、2:サファグン、3:ブルートイェーゲル団、4:謎 それにまだもう1勢力介入してくる可能性がががが!
いつもなら引き返すとかやらなさそうなムードだったんだけど、このときはギリギリの所でこっそり退却。ちょっとほっとしました。大休憩前だったんでレベルも上がってないわ、パワーもほとんど使い切ってるわでズタボロでしたからね。
その後、巨大恐竜から隠れつつ、木の上の謎のアタッシュケースをゲットしたり、プテラノドンに襲われたり、ティラノサウルスに襲われたり大変なことに。でもなんとかティラノを撃退して一息。みんな強くなったなあ。あと恐竜とかみんな結構びびってもらえて嬉しい。
3.5版時代もいっぱい恐竜をシュチュウエーションを換えて出してみたんだけど喜んで貰えた。4版ではパワーがショボくなりそうだったんで心配だったけど、なんとか大丈夫だったみたい。
その後、PC一行は北上。やばそうな場所を幾つもスルー。結局この日は一回もランダム遭遇しませんでした。私は用意した物がプレイヤーの工夫で使われないことはそれはそれでプレイヤーの工夫を引き出せたから満足です。でも、遭遇が起きない戦闘回数もイベントシーンも少ないシナリオだったのにみんなが異様に面白そうだったのが不思議。やっぱ島効果か!?
そんでもってついに着いちゃった。
私がこのシナリオのラストステージとして用意してあったシャダーカイが守る砦!! レイブンクイーンから下された命令はたった一つ「死守!」 そう! 死守命令なのだ。何百年という間彼らはこの砦を中心に「ゲハイム」というものを守ってきた。そして侵略者が全くやってこない状況でもずっと緊張感を持ち続け、訓練に次ぐ訓練。演習に次ぐ演習! 幾通りもの侵略者のパターンを想定した防衛戦略を構築し続けてきていたのだ!
でもなんとなくパトロール隊をストーキングし始めるPC達。 あれ?
癖で名前も設定していないシャダーカイ哨戒隊の面々のロールプレイを始める私。小芝居が好きすぎる。
「俺は一人だってロッティムすら倒してみせるぜ」とうそぶく隊員A。
プレイヤーさんの口々から「ロッティムってなんだー?」ごめんなさいもうあなた達が屠ってしまったティラノのことです。
そんでもってずっとずーーーーーっと哨戒隊をつけまわしたPC達はつい数時間前にPC達がロッティム(ティラノ)を殺害した湖のほとりまでやってきちゃう。
「ロッティムが倒されている!?」騒ぎ出すシャダーカイ哨戒隊。女体調は隊員に動揺を隠しながら「判断は私が下す」「今は出来ることをしよう」と何故かサファグンの集落へ直行を開始する。
ちょっとプレイヤーさん焦ってもらえたかな?
それでも出てこないPC達。果てしなく隠密状態を維持(^^)
私はこういう状況(GM主導でどんどん悪い状況を演出出来る)のは好きなので想像が赴くままにシーンを展開させていく。「いつでも割り込んできてね」
サファグンの集落へ着いたシャダーカイ哨戒隊。
「貴様らは外部の者を島の中に入れているのではないか!?
だとしたら重大な協約違反だぞ!」
実はPC達が島をうろついている間ずっと酒盛りを続けてその間中ずっと交渉判定やパワーを使っていたブルートイェーゲル団の朱師団第二中隊中隊長ジュリア(ハーフリングのバード)だった。時間もたっぷりあったので両者の関係はかなり良好なものになっていた。
ジュリア
「わがブルートイェーゲル団に忠誠を見せるときぞ!」
するとサファグンの男爵も言ったもんだ。
「言われるまでもない。前から思っていた。貴様のような小娘、何するものぞ! やってしまえ!」
第二中隊の隊員シャダー
「お、おまえたちのような下等な生物ふぜいがーーー
ま、前からお前らの勝手な振る舞いには迷惑していたんだ!
う、うわぁ~~~~!」
シャダーは演出で速攻死亡。
それを見て動揺しまくるシャダーカイ部隊。
この勢力同士を戦い合わせて漁夫の利を狙っていたPCだったのだろうが、こうなるととびだすしかなかったか。
「通りすがりの冒険者です」って感じで乱入!
ここでサファグン相手に交渉したりするときに「赤い文字で書かれた本」が役に立ったかもしれないんだけどね。
戦場はPCとPC以外の勢力比は1:7ぐらい。シャダーカイが味方になるか敵対するかそれとも全滅するかがかなり微妙だった。
サファグンは実はそれほどブルートイェーゲール団にぞっこんという訳ではなかった。なんせ昨日今日の関係だから。シャダーカイとは憎みながらも数百年関係を構築してきた。自由を束縛されながらも生活は安定していたし、意志決定は独立していた。ブルートイェーゲルと今後行動を共にするようになると奴隷とまではいかなくてもかなり束縛の度合いは上がるだろう。当然徴兵も行われる。今回私がサファグンのリーダーに設定していた男爵はとても打算的な男だった。まず第一に民から信任が得られそうな説明が出来ないことはやらない。民の前でブルートイェーゲル団とは言え女性の上司に命令されてその通りに行動させられてしまったのはかなり不適切だった。男爵の中でかなり不満が高まったシーンだった。
その辺を意識してつけ込んでくれたような感じになりつつ、例のサファグンが気絶する緑の光が大活躍。盛り返したPC達にシャダーカイも協力。隙を伺って男爵暗殺を狙っていた。
いろいろ起きて、気がついたらブルートイェーゲル団の味方はジュリア直属のエヴィストロ2体だけになっていた。嘘ん。ジュリアのバードのパワーは無茶苦茶強い予定だったんだけど味方が少ないとちょっとお得感に欠ける。人数のバランスがガタガタっと行くと趨勢が決まってしまった感じだった。でも最後まで一応やる。D&D4版は何が起こるかわからない。クレリックが気絶するととたんに流れが変わったりする。
まあでもこの戦闘では最後まで地道に押し切ってPC勝利。
いろいろ情報収集したりなんやかやで、次の日プレイヤーさんの一人がスポーツイベント参加ってことで慌てて撤収。次の日もまた集まる予定だったしね。もうちょっと早く終われたらよかったなと反省(いつものことだけど)
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